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2025年2月18日 火曜日

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日本の美容師は40歳定年?海外との違いとは

先日、私は60歳を超える元サスーンのディレクターから技術を学ぶ機会がありました。彼のハサミさばきは鋭く、理論は深く、技術力も衰えを知らない。さらに、通訳をしてくださった方も92歳、お二人とも、美容に対する情熱は全く衰えておらず、「やる気とモチベーションがあれば年齢は関係ない」と感じる経験でした。

しかし、日本の美容業界では「美容師は40歳が定年」と言われることがあります。なぜでしょうか?そして、海外ではどうなのでしょうか?今回は、日本と海外の美容師のキャリアの違いについて考えてみたいと思います。

日本の美容師に40歳定年説がある理由

日本の美容師が40歳を超えると、現場から離れる人が多いと言われます。その理由として、以下のようなことが考えられます。
1. 体力的な問題
美容師の仕事は立ち仕事が多く、シャンプーやブローなど、腕や腰に負担がかかります。若いうちは問題なくても、年齢とともに体に無理がきかなくなり、リタイアを考える人もいます。
2. 独立や転職の道が主流
日本では、一定の経験を積んだ後、独立して自分のサロンを持つか、管理職や講師などの道に進む人が多いです。そのため、現場でカットやカラーを担当するスタイリストとして続ける人が減っていく傾向があります。
3. 若手重視の業界風潮
日本の美容業界は、流行に敏感な若いお客様が多く、サロン側も若い美容師を前面に出す傾向があります。その結果、年齢を重ねると「第一線で活躍しにくい」と感じる美容師が増えてしまうのかもしれません。

海外の美容師は年齢を重ねても活躍する

一方で、海外では50代・60代でも現役でバリバリ働く美容師が珍しくありません。その理由は、日本とは異なる働き方やキャリア形成にあります。
1. 技術と経験が評価される
海外では、年齢を重ねるほど経験が価値とみなされ、ベテラン美容師が人気を集めることがあります。特に、ロンドンやニューヨークでは、シニアスタイリストが一流の顧客を抱え、長年のキャリアを活かして活躍しています。
2. 働き方の柔軟性
日本では美容師=フルタイム勤務というイメージが強いですが、海外ではフリーランスやパートタイムでの働き方が一般的です。そのため、年齢に応じて働き方を調整しながら、無理なくキャリアを続けることができます。
3. 技術があれば年齢は関係ない
海外では「年齢=経験=価値」と考えられがちです。特に、カット技術やデザイン力が優れていれば、年齢に関係なくお客様から求められます。今回学んだ元サスーンのディレクターも、年齢に関係なく第一線で活躍し続けているのがその証拠です。

これからの日本の美容業界に必要なこと

日本の美容師も、もっと長く活躍できる環境が整えば、業界全体がより豊かになるのではないでしょうか。そのためには、以下のような変化が求められるかもしれません。
• 技術を磨き続けること
年齢が上がるほど、「新しい技術を学ばなくても大丈夫」と思いがちですが、むしろ逆です。常に最新の技術を学び、進化し続けることで、年齢に関係なく活躍できる美容師になれるでしょう。
• 柔軟な働き方を取り入れること
海外のように、フリーランスやパートタイムなど、年齢に応じた働き方が増えれば、日本でも長く美容師を続けられる環境が整うはずです。
• ベテラン美容師の価値を再認識すること
日本では、若い美容師が注目されやすいですが、経験豊富な美容師には「確かな技術」と「深い知識」という強みがあります。それを活かせる環境が増えれば、40歳を過ぎても第一線で活躍する美容師が増えるでしょう。

まとめ

「美容師は40歳が定年」と言われることがありますが、それは日本特有の考え方かもしれません。実際には、年齢に関係なく活躍する美容師は世界中にいます。

今回、60歳を超えた元サスーンのディレクターと、92歳の通訳の方と接して、「やる気とモチベーションがあれば年齢は関係ない」と強く感じました。

美容師として長く活躍するために、常に技術を磨き、柔軟な働き方を取り入れ、自分自身の価値を高めていきましょう。年齢を理由に諦めるのではなく、「いくつになっても成長できる」という考え方が、これからの美容業界には必要なのかもしれません。

投稿者 Soy hair&relaxation

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