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2025年2月 8日 土曜日

美容室の認知症の関係  認知症予防

さてさて、大寒波で雪がちらつく感じですね…昨日、医療関係者の方と話していてなるけどねって言う話しを聞いてちょいと調べて見たことをツラツラと…

皆さんは、「身だしなみ」と「認知症」に深い関係があることをご存じですか?

年齢を重ねると、物忘れが増えることは自然なことですが、認知症が進行すると、身だしなみに対する意識が低下する ことが分かっています。反対に、身だしなみを整えることが 認知症予防や進行抑制に役立つ という研究もあります。

今日は、「認知症と身だしなみの関係」について、美容室として皆さんにできることをお伝えします。

認知症が進行すると、なぜ身だしなみが乱れるの?

認知症の初期段階では、次のような変化が見られることがあります。
• 服を選ぶのが難しくなる(季節に合わない服を着る、上下がちぐはぐ)
• 髪の毛や爪の手入れをしなくなる
• お風呂に入る頻度が減る(清潔感がなくなる)

「以前はオシャレが好きだったのに、最近気にしなくなった」と感じる場合、それは認知機能の低下のサインかもしれません。

これは単なる「面倒くささ」ではなく、認知機能の低下による判断の難しさ や、「アパシー(無関心)」による興味の喪失が影響しています。

「『認知症高齢者の自己効力感と自己概念の関係』(武庫川女子大学 短期大学部, 2011)」では、自己効力感(自分はできるという感覚)が高まると、身だしなみに対する意識も向上する 可能性があると指摘されています。

身だしなみを整えることが認知症予防に!

身だしなみを整えることで、次のような効果が期待できます。
1. 脳を刺激する
 → 鏡を見ながらスキンケアやメイクをすることで、自己認識が維持されます。
2. コミュニケーションが増える
 → 美容室に通うことで、人と会話する機会が増え、脳が活性化します。
3. 自己肯定感が高まる
 → 「自分はまだまだ若い!」という気持ちが前向きな心を育みます。
4. 周囲との関係が良くなる
 → 清潔感のある身だしなみは、人との交流を円滑にします。

また、「『高齢者の外見の変化が心理的健康に与える影響』(日本健康心理学会, 2004)」では、オシャレをすることで脳の前頭前野が活性化する ことが分かっています。前頭前野は、記憶や判断力、感情のコントロールを司る重要な部分。つまり、オシャレをすることが、脳の健康にもつながるのです!

美容室だからできること

私たち美容室は、髪を整えるだけでなく、「心と体の健康」 もサポートしたいと考えています。

特に高齢のお客様にとって、定期的な美容室でのケアは認知症予防に効果的です。髪を整えながら会話を楽しむことは、脳への良い刺激になります。

また、ご家族の方が「最近、親の身だしなみが気になる」と感じたら、一緒に美容室に来るのもおすすめです。「オシャレをする楽しさ」を思い出すことで、気持ちが前向きになり、生活の質(QOL)も向上します。

私たちは、お客様が いつまでも若々しく、健康でいられるようにお手伝い したいと考えています。

最後に

「身だしなみを整えることは、ただのオシャレではなく、健康づくりの一つ」

これは、美容室だからこそ伝えられる大切なメッセージです。

皆さんが、いつまでも素敵な笑顔で過ごせるように。
私たちは、髪のケアを通じて、そのお手伝いをしていきます。

次回のご来店も楽しみにお待ちしております!

(出典:「認知症高齢者の自己効力感と自己概念の関係」(武庫川女子大学 短期大学部, 2011)、「高齢者の外見の変化が心理的健康に与える影響」(日本健康心理学会, 2004))から
引用抜粋部分が有ります。

大人女性は、美容室に来る事が
認知症予防になる様な気がしますね…。

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投稿者 Soy hair&relaxation

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