Soyブログ
2021年8月15日 日曜日
終戦日に思う事…
8/15日、営業します
さて、終戦記念日ですね…
1972年生まれの僕は、もちろん戦争は
知らないですが…多分この辺りの人までは、リアルに戦争体験した人から直にお話しを聴く機会を持つ世代なのかもしれませんね…
今も近所に残る、防空壕は小さい頃は
秘密基地でした…
お客様の中にも、実体験として戦火を体験された人からお話を聴いたりします
語り部が少なくなる昨今、今一度、平和を噛み締める朝です
僕が美意識を習った、新美容の元編集長の故、五十嵐さんがおっしゃっていた
平和の上に僕達、美容師の仕事が成立する、そんな言葉を思い出します
今年は、コロナ禍で会えませんが
もう1人、実体験で戦争を体験した
大野芳男さんと言う方がいらっしゃいます
様々な出会いの中、僕の美容人生を少し変えてくれた、そんなお爺さんです
今年は会えないので、メールなどでやりとりしてましたが…
大野芳男さんは、日本の美容界と世界の
美容界をつなげた人です
その大野さんの戦争体験を少し、お伝えします
(FBより引用)
留守部隊(老年兵士)の多くは各国民学校に分駐し、校内に格納している川崎航空機製作所、航空機用製造部品や飛行機用ジュラルミン鋼板の格納守備をしていました。
そんなある日、私は飛来したグラマン機により、校庭上空約10メートルの超低空飛行からの銃撃を受けました。銃弾は私の体からわずか1メートル外れ、九死に一生を得ました。上を見上げた瞬間、グラマンを操縦するアメリカ人航空兵と目と目があったことを思えています。この時に、ピストルでもあれば撃ち落とせたのにと、瞬時に感じたものです。
(引用終了)
リアル体験って本当にすごい事なんだなぁと感じます
この大野さんは、今年90歳になりますが
実は現役バリバリで、日本語より
英語の方が得意です、日本初の英国航空のスチワート?(客室乗務員)さんです
1970年代に、ヴィダルサスーン と言う
美容師さんが世界を変えます
1963年、サスーンは古典的なボブカットを元とする、新たなヘアスタイルを発表した。髪の毛を切る際に頭をいくつかに区画分けして、それぞれの区画の髪の毛をクリップ等でまとめて止めて分けた上で、髪の毛を人差し指と中指の間に1cm程の厚みで引き出してから切る『サスーンカット』は、現在の理容師や美容師の基本技術となっている。(ウキペディアから引用)
このヴィダルサスーン を日本に紹介し
日本人美容師さん達を連れて、1970年代に日本に技術伝承したのが
この大野さんです
僕は前社の時に、この大野さんに紹介されて海外の美容を学ぶ機会を沢山頂きました
今も、海外の美容や、日本の美容史を
勉強させて頂いております
僕が大切にしている…技術伝承の背景には
この大野さんとの出会い、そして
1970年代に、海外に渡り
ハサミで地味にカットする、いわゆる
サスーン カットを学んだ先人たちがいらっしゃるって事です
それまでの日本の技術はレザー剃刀で
カットするのが、主流で技術は見て盗めのかなり曖昧な感覚でした
それが1970年代になって、ハサミで髪を切る事が、サスーン から日本に伝わります
そうなんです、ハサミで、髪を切る事は
当たり前ではないんです
そしてサスーン の技術は伝える為に
明文化したり、理論的に構築され
見て盗めの時代から、理論的に伝えられる技術に変化して行きます
技術伝承の背景はそのように深く深く
なっていきます
そして今、実は美容界では
有る意味の、ゆとり教育と同じの現実が有ります
ゆとり教育とは?
「ゆとり教育」とは、学習指導要領の改訂により必修科目の単位数を減らして休みを増やし、子どもがゆとりある生活をすることを目指す改革。 知識暗記中心の授業を見直して体験型学習を導入したことも特徴だ。 学習時間の減少により学力が低下した、進路の幅が広がったなど、現在も評価が分かれている。
(ウキペディアより)
そうなんですよね…美容界も
先人たちの技術伝承から、使えるものだけだったり、今すぐなものだったり
簡略化された教育システムが主流になります…
結果、技術的に?って言う美容師さんが
沢山出現してしまった、現実が有ります
教育で失敗?賛否両論ある、教育システムが今、美容界では主流になりつつある事は
古くから技術伝承を学んでいる僕的には
ちょいと違和感を感じてしまします
温故知新と言う言葉がらあります
まず「温故知新」は、訓読みで「故きを温ねて新しきを知る(ふるきをたずねてあたらしきをしる)」と訓みます。この「故きを温ねて」と訓む「温故」の「温」には「おさらいする、たずねる」、「故」は「古いものごと」といった意味があります。そして、上記のことから推測できるように、温故知新は「昔のことを研究し、そこから新しい考え方や知識を得ること」を表す語となっています。(引用)
新しいことを学ぶと同様に、昔(歴史)を
学ぶこと…
今年は大野さんと沢山、メールしたり
電話で話したりして、美容史を学びました…
終戦記念日の朝、
ちょいと先人たちの、技術を学ぶ
あの時の勇気と熱意を改めて感じて
スタッフさん達や出会った美容師さん達に何が伝えられるか?と襟を正したいなぁと考えます
技術伝承がビジネス化した、今
ビジネスではない…先人たちの想いを伝える意味を再考する、そんな感じです。
さて、終戦記念日ですね…
1972年生まれの僕は、もちろん戦争は
知らないですが…多分この辺りの人までは、リアルに戦争体験した人から直にお話しを聴く機会を持つ世代なのかもしれませんね…
今も近所に残る、防空壕は小さい頃は
秘密基地でした…
お客様の中にも、実体験として戦火を体験された人からお話を聴いたりします
語り部が少なくなる昨今、今一度、平和を噛み締める朝です
僕が美意識を習った、新美容の元編集長の故、五十嵐さんがおっしゃっていた
平和の上に僕達、美容師の仕事が成立する、そんな言葉を思い出します
今年は、コロナ禍で会えませんが
もう1人、実体験で戦争を体験した
大野芳男さんと言う方がいらっしゃいます
様々な出会いの中、僕の美容人生を少し変えてくれた、そんなお爺さんです
今年は会えないので、メールなどでやりとりしてましたが…
大野芳男さんは、日本の美容界と世界の
美容界をつなげた人です
その大野さんの戦争体験を少し、お伝えします
(FBより引用)
留守部隊(老年兵士)の多くは各国民学校に分駐し、校内に格納している川崎航空機製作所、航空機用製造部品や飛行機用ジュラルミン鋼板の格納守備をしていました。
そんなある日、私は飛来したグラマン機により、校庭上空約10メートルの超低空飛行からの銃撃を受けました。銃弾は私の体からわずか1メートル外れ、九死に一生を得ました。上を見上げた瞬間、グラマンを操縦するアメリカ人航空兵と目と目があったことを思えています。この時に、ピストルでもあれば撃ち落とせたのにと、瞬時に感じたものです。
(引用終了)
リアル体験って本当にすごい事なんだなぁと感じます
この大野さんは、今年90歳になりますが
実は現役バリバリで、日本語より
英語の方が得意です、日本初の英国航空のスチワート?(客室乗務員)さんです
1970年代に、ヴィダルサスーン と言う
美容師さんが世界を変えます
1963年、サスーンは古典的なボブカットを元とする、新たなヘアスタイルを発表した。髪の毛を切る際に頭をいくつかに区画分けして、それぞれの区画の髪の毛をクリップ等でまとめて止めて分けた上で、髪の毛を人差し指と中指の間に1cm程の厚みで引き出してから切る『サスーンカット』は、現在の理容師や美容師の基本技術となっている。(ウキペディアから引用)
このヴィダルサスーン を日本に紹介し
日本人美容師さん達を連れて、1970年代に日本に技術伝承したのが
この大野さんです
僕は前社の時に、この大野さんに紹介されて海外の美容を学ぶ機会を沢山頂きました
今も、海外の美容や、日本の美容史を
勉強させて頂いております
僕が大切にしている…技術伝承の背景には
この大野さんとの出会い、そして
1970年代に、海外に渡り
ハサミで地味にカットする、いわゆる
サスーン カットを学んだ先人たちがいらっしゃるって事です
それまでの日本の技術はレザー剃刀で
カットするのが、主流で技術は見て盗めのかなり曖昧な感覚でした
それが1970年代になって、ハサミで髪を切る事が、サスーン から日本に伝わります
そうなんです、ハサミで、髪を切る事は
当たり前ではないんです
そしてサスーン の技術は伝える為に
明文化したり、理論的に構築され
見て盗めの時代から、理論的に伝えられる技術に変化して行きます
技術伝承の背景はそのように深く深く
なっていきます
そして今、実は美容界では
有る意味の、ゆとり教育と同じの現実が有ります
ゆとり教育とは?
「ゆとり教育」とは、学習指導要領の改訂により必修科目の単位数を減らして休みを増やし、子どもがゆとりある生活をすることを目指す改革。 知識暗記中心の授業を見直して体験型学習を導入したことも特徴だ。 学習時間の減少により学力が低下した、進路の幅が広がったなど、現在も評価が分かれている。
(ウキペディアより)
そうなんですよね…美容界も
先人たちの技術伝承から、使えるものだけだったり、今すぐなものだったり
簡略化された教育システムが主流になります…
結果、技術的に?って言う美容師さんが
沢山出現してしまった、現実が有ります
教育で失敗?賛否両論ある、教育システムが今、美容界では主流になりつつある事は
古くから技術伝承を学んでいる僕的には
ちょいと違和感を感じてしまします
温故知新と言う言葉がらあります
まず「温故知新」は、訓読みで「故きを温ねて新しきを知る(ふるきをたずねてあたらしきをしる)」と訓みます。この「故きを温ねて」と訓む「温故」の「温」には「おさらいする、たずねる」、「故」は「古いものごと」といった意味があります。そして、上記のことから推測できるように、温故知新は「昔のことを研究し、そこから新しい考え方や知識を得ること」を表す語となっています。(引用)
新しいことを学ぶと同様に、昔(歴史)を
学ぶこと…
今年は大野さんと沢山、メールしたり
電話で話したりして、美容史を学びました…
終戦記念日の朝、
ちょいと先人たちの、技術を学ぶ
あの時の勇気と熱意を改めて感じて
スタッフさん達や出会った美容師さん達に何が伝えられるか?と襟を正したいなぁと考えます
技術伝承がビジネス化した、今
ビジネスではない…先人たちの想いを伝える意味を再考する、そんな感じです。
投稿者 Soy hair&relaxation